外資系企業と聞くとどのようなイメージを浮かべられるでしょうか
「実力主義」「高年収」「厳しい」「スキルアップできる」
など外資系企業は厳しい環境でありながらも実力次第で仕事がしっかり評価され給料にも反映される業界というイメージが多いです。
そんな外資系で働いてみたい人は多いものの、ネックは英語に加え即戦力を求められるため業界経験が必要な企業が多いことです。
そこで、英語や業界経験のない未経験でも外資系企業に採用されやすい職種、業界をまとめてみました。
営業職
営業職は売ってナンボなんて風に言われますが様々な職業の中でも最も成果の求められる職業です。逆に言うと成果をあげることができれば学歴や職歴を求められることがあまりなく未経験でも挑戦しやすい職種の一つです。
外資系の営業職の中でも未経験でも窓口の広い業界もあります。

保険
保険業界の営業職、プランナーは実力主義で学歴関係なく広く採用の間口を広げており、比較的採用されやすい業界です。
その一方、外資系生保では入社半年は固定給を貰えるものの、半年以降は完全歩合制の会社が多く、成果を上げられないと報酬が0円になるリスクもある厳しい業界です。
参考企業:ジブラルタ、AIU、アクサ、プルデンシャル
人材派遣
人材派遣は国内に根付いており、クライアントもほぼ日本企業が多いことから営業職は未経験でもチャレンジしやすく、英語が話せなくても活躍している人が多いです。
参考企業:アデコ、マンパワー、ランスタッド
自動車ディーラー
自動車ディーラーの販売スタッフも顧客はほぼ日本人ですので、日本人の未経験採用がしやすい業界です。
参考企業:BMW、メルセデスベンツ、フォルクスワーゲン
製薬会社の営業(MR)
お医者さんへの医薬品や薬の営業MRは高レベルな業務知識が求められるものの、研修が充実しており未経験でも挑戦しやすい職種の一つです。
しかし、相手が医者であることから学歴に関するハードルは高く、最低でも大卒が入社資格になるところがほとんどです。
Web系エンジニア
Web系エンジニアはプログラミングという世界共通言語を使っているためどの業種でも働きやすく、Slerからネット企業への転職など柔軟なキャリアチェンジが行われています。
ただし、外資系は教育をしていく文化がないためエンジニア未経験からの転職は厳しいでしょう。
参考企業:ヒューレット&パッカード、マイクロソフトなど
マーケティング
マーケティング関連職は販売する商品は違えど消費者へのアプローチ方法、成果を上げるまでのプロセスなどの面において他業界にも応用できるケースが多く、比較的業界を問わず転職ができる職種の一つです。
特にWebマーケティングなどは業種が分かれても手法が似ているところから転職がしやすいです。
参考企業:各企業のマーケティング部門
未経験から飛び込んでも実力次第で上に上がれるのが外資系に魅力
外資系企業は日系企業と異なり、年齢性別、学歴関係なく、実力をあげれば昇格しやすいのも特長です。
英語が話せない未経験から外資系企業大手IT企業へ転職し、働きながら英語を習得し、役員に上り詰めた人も多くいます。
これから外資系に挑戦しようという方は、転職エージェントなどの転職のプロに相談し、各個別企業の内情やこれまで紹介した転職者の生の声を聴いてみることをオススメします。